送電線工事

繋ぐ、新たな道を創る

送電線工事は、最も身近なエネルギーである電気を地域の皆様へお届けする道を築く業務です。
電気がある暮らしは今では普通のことですが、安定的に届けるための送電ネットワークを日々創り、保守点検しています。

送電線工事の流れ

鉄塔建設工事の様子

仮設工事

地形・地質・現場の環境に応じて送電線ルートが決まり、各種設計が終了後に送電線工事の現場用地を確保します。
山の上や山の斜面が現場となることが多いために資材の運搬路などの施工が先におこなわれ、大規模な現場用地確保の工事が始まります。

基礎工事

地質等の現場を入念に調べ、自然災害などで鉄塔が倒壊しないように基礎工事をおこないます。
今までに培った技術力が結集され、山岳現場に数十メートルの基礎が出来上がります。

鉄塔建設基礎工事の様子
送電線工事

鉄塔組立工事

大型クレーンや専用機材を用いて鉄塔が組み立てられます。
山岳地帯の作業用地でおこなう組立作業には熟練した技とより安全な工程を進めていく私どもの情熱が込められています。

架線工事

鉄塔組立が出来上がり、架線工事に入ります。電線を引っ張り、設計通りの電線弛度(弛み)になるよう調節しながら作業を行います。
電気を安全に送れる基準をクリアする事で、架線工事が終わり電気の道ができます。

鉄塔メンテナンス工事の様子
建設後の鉄塔

環境調和

工事のすべてが終わると仮設設備を撤去し、工事に入る前の森林状態に戻すため植生等を行います。
私どもの生活も含めて、人の暮らしを支えているライフライン事業が私どもの仕事です。
地球環境を支えている森林との共存ができてこそ、ライフライン事業を取り組む企業であると考えております。